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No.396【のび太と道具】

〈ドラえもん〉は〈のび太くん〉の為を思って、不思議なポッケからいつも便利な道具を出してくれる。ところが〈のび太〉ときたら〈のび太〉のクセに悪知恵だけは働かせてそれを悪用するのだ。それを見ていると、僕はいつも腹が立ってしまう。本来の使い方を逸...
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No.395【泥ダンゴ】

子供の時の遊びの1つに〈泥ダンゴ作り〉があった。友達数人で集まって、誰が1番綺麗で立派な〈泥ダンゴ〉を作るのかを競うのだ。当時は、道路を舗装するということが珍しい頃で、家の周りはまだ土の道ばかりだった。だから〈泥ダンゴ〉の材料は目の前に沢山...
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No.394【歯磨き】

実は、歯を磨く時「オエッ❗️」となるのが結構好きな僕なのである。
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No.393【繕い亭主】

穴の空いた靴下を見ると、僕はヤケに繕いたくなるのだ。靴下の穴は、大体が親指の先の位置に空いていることが多い。靴下を左手に持ったら、空いている右手を、足の入り口から突っ込んで奥のほうを摘まんだら一気に引っ張って裏返す。裁縫箱から靴下の色に合っ...
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No.392【ペットの散歩】

ある日、駒込駅から染井墓地のほうへ向けて歩いていたところ、前から大きな犬を連れている女の人が近づいてきた。けれどもなんだかおかしい。《ん~~? 犬じゃないぞ、なんだありゃ・・》どんどん近づいてきた。そして驚いた。《ゲッ❗️ ライオンッ❗️》...
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No.391【キノコ狩り】

少年時代に、父と父の友人のオジサンと僕と3人で〈キノコ狩り〉に行ったことがある。それは実に本格的な〈キノコ狩り〉で、道の無い急傾斜した山の中を歩き回るというものだった。小学生だった僕は父たちの後を付いて歩くのだが、度々遅れをとって迷惑を掛け...
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No.390【3畳生活】

東京の3畳での若者の生活は貧乏であった。そして掃除洗濯なども当然、行き届いているはずがない。部屋掃除は週に1回やればまだいいほうで、黒くて大きなゴミ袋などは5~6袋溜まるまで部屋に投げっぱなしだ。だからゴキブリに袋を噛られて穴だらけにされた...
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No.389【秋の恵み】

秋になると、小学校の近くの裏山では〈ドングリ〉が沢山採れた。けれども〈ドングリ〉は食べることが出来なくて、爪楊枝を刺して〈独楽遊び〉をするくらいにしか利用価値がなかったのでイマイチ人気がなかった。〈松ポックリ〉なんて論外だ。第一あれは木の実...
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No.388【間借りのアパート】

東京にいた時に住んでいた部屋は間借りのアパートだった。木造2階建ての古い建物で、僕の部屋は1階にあった。其々の階には、3畳、4畳半、6畳などの部屋が8部屋づつあったのだが、僕の部屋は家賃が1番安い3畳の部屋だ。家賃は1ヶ月が¥5.000―だ...
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No.387【山手線】

若かりし頃、友達数人とで〈山手線一周〉を歩いたことがある。晴天に恵まれたことが何よりであった。〈巣鴨駅〉をスタートして、時計回りに次の〈駒込駅〉を目指した。皆んな快調に歩いている。〈田端〉〈西日暮里〉〈日暮里〉、ちょっと猥雑な雰囲気の〈鶯谷...