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No.551【彼女のオナラ】

「2人でいる時にオナラが出そうになったらどうする?」と、彼女に訊いた。彼女が言った。「我慢する~」「どうしても我慢出来なくなったらどうする~~っ?」彼女は言った。「もぉ~~~・・・音がしないようにする~」男3人兄弟で育った僕は、女性には清ら...
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No.550【洗脳インコ】

セキセイインコの〈ニコル君〉は寂しがり屋だ。なのに、家族が皆んな出掛けてしまうと独りで留守番をしなければならない。だから留守番の時には、いつも〈ラジオ〉を点けてやる。家を出る前に家内が声を掛ける。「ニコルッ❗️行ってくるよ~ラジオ点けてあげ...
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No.549【・・・ぶり】

北海道で、山菜採りに来ていた夫婦がヒグマ(羆)に遭遇し、60代の夫が襲われて死亡するという、実に痛ましい事件があった。それは、こんなニュースだった。・・・・・・・〈 ヒグマの影を見た奥さんがその場を離れようとした時、夫の悲鳴が耳に入った。振...
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No.548【ラーメン】

ショッピングモールのフードコートで昼御飯を食べることにした。家内が何にしようかと迷っている。「父さんなんにする?」「ここのラーメン旨いんだぞ」「そ~ぉ? じゃラーメンにする」という訳でラーメン2つを注文した。レジで先に代金を支払う時に15分...
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No.547【野球の解説者】

プロ野球シーズンになると、俄然、家内と息子のテンションが上がる。僕はさほどでもないが、家内と息子はプロ野球が大好きなのだ。そして、贔屓のチームを熱烈応援する。今日もナイター中継に見入っている。パソコンと睨めっこしている僕の耳にはボンヤリと音...
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No.546【選り好み】

殼付きピーナッツを食べていた。家内が言う。「チョッとぉ~っ❗️お父さん選び過ぎぃ~❗️」「はぁ~~い」ついつい、フックラとした殼の旨そうなピーナッツに手が伸びていってしまって、貧弱な殼のピーナッツばかりが残るのだ。
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No.545【お節介】

僕は優しいのだ。先日も、家内が朝から仕込んだ〈おでん〉に火を入れてやった。その日はすぐに家内が外出したので気を利かせたのだ。昼まで帰って来ない。〈おでん〉は煮込むほど旨いに決まっている。これで夕方にはトロけるような〈おでん〉になるに違いない...
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No.544【捨てられない女】

物持ちがいいというのか、勿体無い精神が徹底しているというのか、はたまた単なるケチなのか、家内は捨てられない女なのである。それは食べ物に関しても例外ではなくて、僅かな煮物の出し汁でも捨てないし、2・3日前のチョッと匂うんじゃないかというような...
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No.543【低年式の男】

家内が言う。「父さんはなんでも出来るよね」「 器用貧乏なだけだろ」「なんだかんだ言いながら、結局はやるもん❗️」「しょうがないからやってきただけで大したことないよ。まぁ、言ってみれば・・2流とは言わんけど、何かにつけて中途半端な人生だよなぁ...
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No.542【高野豆腐】

子供のころに母が作ってくれた料理の1つに〈高野豆腐〉がある。〈凍り豆腐〉ともいうようだ。三角に切った〈高野豆腐〉と、乱切りにした〈和人参〉、丸ごとの〈干し椎茸〉を砂糖と出汁で炊いたヤツだ。大皿で食卓の真ん中にドンと出される。小鉢に盛り付けて...