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No.100【入浴剤➁】

ローズピンクの入浴剤を入れて風呂に入った。ピンク色の湯を透して見える身体がなんだかエロッぽいではないか!私は色白なのだ。男1人で興奮してどうする❗️風呂上がりにそのことを家内に言った。「あっそ!」と返事があった。
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No.99【副支配人の粗相】

その御夫妻が大きなホテルで媒酌人を務めるのは初めてのようだった。・・・・・・・・新郎新婦と媒酌人御夫妻の入場が終わって、200人を越える規模の披露宴会場の、ひときわ高い位置にある高砂の席に4人は着席した。媒酌人の挨拶が終わって着席する時に、...
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No.98【社長の馬】

ホテルに勤めている彼は競馬好きだった。ある日、常連客である東京の大きな会社の社長がそのホテルに宿泊した。その社長も競馬好きでホテルマンの彼とは懇意にしている。・・・・・・・「〇〇くん、オレの馬がG1レースに出るんだけどさぁ、どうだい、今度の...
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No.97【入浴剤①】

家内と買い物に出た。入浴剤が切れていたので、どれにしようかと2人で物色した。「おい、なに味にしようか?」「父さん、これど~ぉ?リンゴの香りだって!」「え~っ!甘そうで、浸かったら糖尿になりそうじゃないか」「なに馬鹿なこと言ってんのよ」「醤油...
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No.96【蕎麦の洗礼】

東京で生活し始めた若い頃、1人で蕎麦屋に入って「ざる蕎麦」を注文したことがある。やがて運ばれてきた「ざる蕎麦」には如雨露のような物が添えられてあった。《なに?これ・・・》と思って蓋を開けてみたら、白く濁ったスープのようなものが入っている。「...
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No.95【ジャングル風呂】

これは、既にnoteにupしている【おんな友達の助言】というエッセイを、長男のお嫁さんが読んでくれた時に、彼女が思い出した話である。「その話、noteに書いてもいいかな?」と訊いたら「いいですよ」との承諾を得たので書くことにする。私のエッセ...
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No.94【売り言葉に買い言葉】

私がまだ小学生だった頃の昭和の時代のことである。父が勤めている会社で同僚同士が大喧嘩をした。・・・・・・・「お前なんかクソ喰らえじゃ!」「おおっ!喰ってやるから持ってこいっ!」・・・・・・・次の日の朝『クソ喰らえ』と言った男は、自分のをコン...
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No.93【屋台のラーメン屋】

当時、夜になると駒込の駅前にラーメンの屋台が出ていたのだが、駅前に出た時にはちょくちょくそこのラーメンを食べていた。さっぱりした味の醤油ラーメンだった。今でもラーメン好きの私だが、その頃には若さに任せてよくラーメンを食べていたものだ。その日...
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No.92【理科の解剖授業】

僕が中学の時の理科の授業では「カエルの解剖」をやっていた。1週間後にカエルの解剖の授業をやるという。適当なカエルを捕まえてこなければならなくなった。仲良しの友達と相談した結果、2人でカエルを獲りに行くことになった。「おい、どこに行こうか?日...
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No.91【アーモンドチョコ】

小学校の時の遠足での楽しみと言ったら、やっぱり弁当とオヤツだった。決められた額面の中から皆んな工夫してオヤツを買ってきたものである。さて、ある友達がアーモンドチョコを持ってきていたのだが、当時はアーモンドチョコは発売されて間もない頃だったの...