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No.398【マスクの女】

家内に訊いた。「なんか最近、女の人が綺麗に見えるような気がするんだけどなんでじゃろ・・」即、返事がある。「はいっ!そりゃ欲求不満よ!心当たりあるでしょっ❗️」とんだ薮蛇になってしまったので慌てて否定した。「そんなんじゃなくてぇ~~ん~~・・...
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No.397【蟹】

〈ズワイガニ解禁〉のシーズンがやってきた。蟹にも色々ある。〈タラバガニ〉・・・なんでもヤドカリの仲間らしい。足の数が蟹よりも1対少ないらしいが、身はボリュームがあって食べ応え抜群だ。〈タカアシガニ〉・・・足の長い大きな蟹であるが、さほどメジ...
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No.396【のび太と道具】

〈ドラえもん〉は〈のび太くん〉の為を思って、不思議なポッケからいつも便利な道具を出してくれる。ところが〈のび太〉ときたら〈のび太〉のクセに悪知恵だけは働かせてそれを悪用するのだ。それを見ていると、僕はいつも腹が立ってしまう。本来の使い方を逸...
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No.395【泥ダンゴ】

子供の時の遊びの1つに〈泥ダンゴ作り〉があった。友達数人で集まって、誰が1番綺麗で立派な〈泥ダンゴ〉を作るのかを競うのだ。当時は、道路を舗装するということが珍しい頃で、家の周りはまだ土の道ばかりだった。だから〈泥ダンゴ〉の材料は目の前に沢山...
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No.394【歯磨き】

実は、歯を磨く時「オエッ❗️」となるのが結構好きな僕なのである。
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No.393【繕い亭主】

穴の空いた靴下を見ると、僕はヤケに繕いたくなるのだ。靴下の穴は、大体が親指の先の位置に空いていることが多い。靴下を左手に持ったら、空いている右手を、足の入り口から突っ込んで奥のほうを摘まんだら一気に引っ張って裏返す。裁縫箱から靴下の色に合っ...
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No.392【ペットの散歩】

ある日、駒込駅から染井墓地のほうへ向けて歩いていたところ、前から大きな犬を連れている女の人が近づいてきた。けれどもなんだかおかしい。《ん~~? 犬じゃないぞ、なんだありゃ・・》どんどん近づいてきた。そして驚いた。《ゲッ❗️ ライオンッ❗️》...
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No.391【キノコ狩り】

少年時代に、父と父の友人のオジサンと僕と3人で〈キノコ狩り〉に行ったことがある。それは実に本格的な〈キノコ狩り〉で、道の無い急傾斜した山の中を歩き回るというものだった。小学生だった僕は父たちの後を付いて歩くのだが、度々遅れをとって迷惑を掛け...
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No.390【3畳生活】

東京の3畳での若者の生活は貧乏であった。そして掃除洗濯なども当然、行き届いているはずがない。部屋掃除は週に1回やればまだいいほうで、黒くて大きなゴミ袋などは5~6袋溜まるまで部屋に投げっぱなしだ。だからゴキブリに袋を噛られて穴だらけにされた...
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No.389【秋の恵み】

秋になると、小学校の近くの裏山では〈ドングリ〉が沢山採れた。けれども〈ドングリ〉は食べることが出来なくて、爪楊枝を刺して〈独楽遊び〉をするくらいにしか利用価値がなかったのでイマイチ人気がなかった。〈松ポックリ〉なんて論外だ。第一あれは木の実...