Uncategorized アーカイブNo.3【祝辞】 随分むかしの話です。あるホテルで、反社会的団体の結婚披露宴が執り行われました。参列者の席次表の肩書きのほとんどには「新郎の友人」と書いてあります。媒酌人の挨拶が終わって、続いて司会者に促がされた「松のテーブルの新郎の友人」は席を立ち、肩を左右に大きく揺すりながらマイクの前に着きました。そして「・・・のぉ‼️・・今日は目出度いのぉ‼️・・のぉ❗️」と言い放つやサッサと自分の席に返ってしまいました。 2025.04.19 Uncategorized
Uncategorized アーカイブNo.2【676番のクルマ】 彼女と別れて何年になるのだろうか。帰ってきてはいけない故郷の懐かしい道で、僕は自転車のペダルを漕いでいた。暫くすると前方から一台のクルマがやってきたのだが、すれ違う瞬間に身体に電流が走った。「676番」のそのクルマは、別れた彼女とよくドライ... 2025.04.18 Uncategorized
Uncategorized アーカイブNo.1【カルーセル麻紀氏の想い出】 私がホテルに勤務していた時の話です。その日はカルーセル麻紀のディナーショーでした。ステージでは彼女のショーが繰り広げられています。大きな胸を左右にブルブルと振るわせるネタに観客は大いに 盛り上がっていたものです。やがて熱心なファンが花束やプ... 2025.04.18 Uncategorized