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アーカイブNo.164【合いの手】

鼻歌を唄いながら家内が料理を作っている傍らで僕はビールを呑んでいた。🎵「お酒は温めの~ぉ燗がぃい~~」「熱燗のほうがええど」🎵「肴は炙った~ぁイカでぃい~~」「中トロのほうがええよ」「ハイハイッ!古~い漫才しなくていいから!黙って呑んでね❗...
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アーカイブNo.163【おクルマの移動】

ファミレスで仕事をしていた時のことである。レジに立っていた僕の所へ女性のお客さんが駆け寄ってきた。「すいません!クルマを出そうとしたら、他の人のクルマが邪魔してて出られないんですけど・・・」「あぁそうですか。移動して頂きますので少々お待ち下...
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No.2069【送られてきたAIイラスト】

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アーカイブNo.162【シャブリ】

その日は、ホテルの役員会があった。会議の後には会食が催される。メニューはフレンチのコース料理だった。裏方を含めて数人の担当ウェイターが、10名の役員に料理と飲み物を提供するのだが、会場内で直接サービスをするのは2名である。2名の内の1人に選...
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アーカイブNo.161【不倫】

芸能人の不倫スキャンダル問題で謝罪会見が開かれている。テレビを見ながら家内に訊いてみた。「おい、僕が不倫したらどうする?」「キャハハハッ❗️大腸癌あがりの中年小太りオジサンじゃダメだと思うよ。やってみたら~?出来たら褒めたげる」《むむっ!》...
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No.2068【ニコル画伯】

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アーカイブNo.160【想定外】

家内がスーパー銭湯に行こうと言う。僕はといえば、取り分け風呂が好きだというタイプではないのだが、付き合って行くことにした。そのスーパー銭湯は中々素晴らしい施設で、あらゆる種類の風呂が備えてあった。入口で〈男湯〉〈女湯〉に分かれて中に入ってい...
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アーカイブNo.159【ピーチ・メルバ】

そのホテルの総料理長は、フランス料理の国際大会で「賞」を取った人物だった。ホテル内を歩く時には、どのシェフよりも長くて高いコック帽を被り、首にはいつも「賞」を表す金色の〈メダル〉が下げられていた。ホテルを立ち上げる時には、食器メーカーや食材...
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No.2067【顔出し】

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アーカイブNo.158【夫婦の会話】

「ラブドールって知ってるかぁ?」家内に訊いてみた。「なにそれ?」「本物の女ソックリに出来ている人形だよ。体重も人間と同じくらいあるらしいぞ。何十万円もするんだ。まぁ、芸術品だな。日本には昔から〈生き人形〉なんてもんもあったからな。得意分野だ...