No.439【セールス電話】

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ウチには固定電話がある。

電話番号は非公開にしていない。だからちょくちょく〈セールス電話〉が掛かってくる。

ところがこの〈セールス電話〉、あまり性質の良いものばかりとは言い難い。下手に相槌でも打とうものなら、相手はしつこく食い下がってくるのだ。

・・・・・・・

家内が対応すると、なかなか電話が切れないでいる時がある。

「あ~~それはどういうものなんですか?・・」

「・・・・・・・・・・」

「あっ!はい。ええ・・」

「・・・・・・・」

「ですから・・〇●★☆■▲◇については・・」

「・・・・・・・・・・・」

「いえ、ですから・・・はい」

「・・・・・・・・・」

てな具合に全く埒が明かないのだ。家では言いたいことをバンバン言うくせに、外に向けてはカラッキシ駄目なのだ。〈内弁慶道〉というものがあれば、余裕で3段くらいの実力はあるだろう。

そこへいくと僕の対応は実に素早い。

まず、基本〈ヒツウチ電話〉には出ない。そして、未登録の見覚えの無い番号にも出ない。

電話に出てそれが〈セールス電話〉だった時にはこう言う。

「はいっ❗️興味がありません❗️」

すると先方がそれ以上に突っ込んでくることはまず無い。アッ!と言う間に終ってしまうのだ。

〈電話セールス〉を生業になさっている方々には誠に申し訳ない限りなのだが、同じ断るのなら、すぐにハッキリと断ってあげたほうが、先方さんにも無駄な時間を使わせなくていていいのではないかと、僕は思っているのである。





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