Uncategorized アーカイブNo.227【ウグイ釣り】 子供のころに住んでいた家は、桜並木がある川土手の下にあった。土手にも、その下にも道が通っていて、それに沿って住宅が軒を連ねている。その中には老舗の観光旅館や置屋もあって、界隈にはけっこう華やかな雰囲気が漂っていた。家の目の前の土手を越えたら... 2025.08.06 Uncategorized
Uncategorized アーカイブNo.226【胴と脚】 長男・長女・次男と、ウチには3人の子供がいる。もう全員が成人してそれぞれの道を歩んでいるのだが、この3人、兄妹弟だというのに身体つきに著しく異なる部分があるのだ。無論、男女の違いではないので、その方面の話を期待された方には謝っておかなければ... 2025.08.05 Uncategorized
Uncategorized アーカイブNo.225【真面目な立小便】 高速道路のサービスエリアでトイレ休憩をした時に、友人が実に馬鹿なことを言ってきた。「おいっ!あのなぁ、ションベンする時、脚チョッと開いて立つよなぁ」「そりゃそうだろ!」妙なことを言うヤツだ。「お前1回さぁ、脚をピタッと閉じてやってみ」「はぁ... 2025.08.05 Uncategorized
Uncategorized アーカイブNo.224【庭の小さな石】 子供たちがペットを欲しがっていることは知っていたのだが、我が家ではまだペットを飼ったことがなかった。・・・・・・・「ただいま~!お~い、今日はお土産買ってきたぞ~来てごら~ん!」玄関のドアを開けるなり、僕は大声で家族を呼んだ。すぐに家内が出... 2025.08.04 Uncategorized
Uncategorized アーカイブNo.223【散歩の相手】 ある日の夕方、家の近くの住宅街を散歩していた。すると前方から小学3・4年生くらいだろうか、女の子がリードを着けた犬を連れてこっちに向けて歩いて来た。《はは~ん・・あの犬は背が低いから、いま流行りのミニチュアダックスってヤツかな?》ところが段... 2025.08.04 Uncategorized
Uncategorized アーカイブNo.222【碧色の淵】 少年時代に過ごしたところは、3つの大きな川に囲まれた町だった。夏休みともなると、友達4・5人でよく泳ぎに行った。当時は、危険だからといって学校が川遊びを禁じたりはしなかったのだ。在学中に生徒が2人も溺れ死んでいるのに、それでもPTAが騒ぐよ... 2025.08.03 Uncategorized
Uncategorized アーカイブNo.221【河豚のヒレ酒】 〈河豚のヒレ酒〉を貰った。下関のメーカーだから本物だ。もっとも本場下関では(フグ)とは呼ばない。濁さずに(フク)という。縁起かつぎだ。見た感じは日本酒のワンカップなのだが、中には香ばしく焼いた河豚のヒレが入っている。裏側ラベルに飲み方の説明... 2025.08.03 Uncategorized