


アーカイブNo.336【邂逅の夏③】
だいいち〈お見合い〉で話が盛り上る訳がないのである。「・・・・・・・」「・・・・」すると、肩が凝りそうな空気を打ち破るように、その家の奥さんが大きな声で提案をした。「はいはいっ❗️ねぇ!ここで座っててもしょうがないから、2人にはどっか外にで...

アーカイブNo.335【邂逅の夏➁】
仕方なく遠い田舎に帰って来た僕は、とうとう〈お見合い〉をする羽目になってしまった。大体が、皆んな自由に恋愛をして結婚していく時代なのに、親同士のお膳立てで見知らぬ男と女が「はい、こんにちは!」なんて、おかしくってやってられないのだ。・・・・...

No.2155【家電修理の神様】

アーカイブNo.334【邂逅の夏①】
この話はあまりしたくはないのだが・・・〈note〉にカミングアウトすることにする・・・もう数十年も昔のことだ。若い頃は恋愛も経験したのだけれども、その恋愛の顛末は悲恋に終ってしまった。僕はもう恋愛は出来ないだろうと思っていたし、結婚という考...

アーカイブNo.333【カップ麺】
〈カップ麺〉が無性に食べたくなることがある。今や〈カップ麺〉は国民食として定着し、その文化は外国にまで強い影響を与えている。多くの製造メーカーが幾種類もの〈カップ麺〉を発売している中にあって、やはり〈カップ麺〉の元祖メーカーが販売し続けてい...

No.2154【斯くなる上は…】

アーカイブNo.332【赤ちゃんの返品】
赤ちゃんの時の長男は物凄く可愛いかった。また馬鹿親が親バカ言ってやがるとお思いだろうが、事実なのだからしょうがない。もしも本当に不細工な赤ちゃんだったら、神に誓って不細工だと言い切るので許して欲しい。そんな可愛い長男にも欠点があった・・・そ...

アーカイブNo.331【好みの違い】
次男は小さい時から少し変わった子ではあったが、成人した今でもそれが継続されている。例えば、好みの〈女性のタイプ〉だ。普通、アイドルグループの〈〇〇〇48〉や〈〇〇〇46〉での人気者と言えばセンターを中心とした数人である。ところが次男の場合は...
