No.278【女の胸】

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その〈アイドル〉は愛くるしい顔つきとは対照的に胸がかなりデカかった。

「この子、胸が大きいよなぁ」

僕は家内に話を振った。

「残念だったね!アタシがペチャパイで」

いきなり想定外の返事が返ってくる。

「誰もそんなこと言ってないだろうに・・そもそもさぁ、オッパイがデカりゃいいってもんじゃないぞ」

「でも男の人は大っきいのが好きなんでしょ?」

「そういうのは単なるデカぱいフェチだよ。女はそこを勘違いしてるんだよなぁ」

「でも小さいより大っきいほうがいいんでしょ?」

敵はなかなかに喰い下がってくる。

「いやいや、形もあるし、乳首の問題も大きいし・・・」

「あっ!乳首と乳輪はアンタッチャブルだよっ❗️アタシ、3人の子供に散々吸われたり囓られたりしたんだからねっ!乳首は抜きにしてよっ!んで、結局どんなんがいいのよ!」

「えぇ~っ?乳首を評価に入れなくてどうすんだよ・・しゃぁないなぁ・・じゃぁ敢えて乳首は抜きにしよう・・要するに小さくても魅力的なオッパイもあるし、大きくても、いい感じとそうでないのもあるっちゅうことだよ・・」

「じゃぁ小さくていい感じじゃないのは最悪ってことじゃん❗️どうせアタシのなんか・・・」

家内がチョッとムキになってきた。

「わかったわかった!・・そうだなぁ・・・要するに、好きな女のオッパイが一番いいんだよ」

そう言うと、チョッと安心したような顔をする家内なのであった。

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