No.281【朝ごはん】

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〈白御飯〉
〈ウィンナソーセージ・目玉焼き・レタス付〉
〈玉葱とシメジと油揚げの味噌汁〉
〈胡瓜と大根の浅めの糠漬け〉

なかなか美味しい朝ごはんだった。僕の好きな物ばかりだ。

・・・・・・・

「ごちそうさま~旨かった~・・浅漬け、上手く漬かってるなぁ。漬け物があったら御飯がすすむわぁ~」


「もぉ~父さんったら御飯おかわりなんかして~いいんだけど食べ過ぎよっ!」

「うん、でも浅漬けがあったらツイツイな・・そりゃそうと、アイツ、なんで納豆を5粒だけ残してんだぁ?中途半端に・・」

先に食べ終わっていた息子の茶碗の中には納豆が少しだけ残されているのだ。
すると家内が不思議がる。

「えぇ~?今朝は納豆なんか出してないよ~」

「いや、ここにあるじゃないか、ホレッ!」

そう言って息子の茶碗の中を指差すと、それを見た家内が言った。

「あ~よく見てよ!父さん、これサクランボの種よ~・・ホラ、こっちの皿に軸があるでしょ?暖ったまるから父さんのは冷蔵庫に入れてあるからねっ!いま出すわ」

「サクランボかいっ❗️」

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