No.285【記憶の対象物】

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風呂からあがって寛いでいる僕に家内が言う。

「ねぇ、お父さんお風呂入ったのぉ?」

「入ったじゃないか、さっき風呂からあがって身体を拭いてたら、〇子、風呂場に入ってきたろぅ?」

「そ~ぉ?」

「そ~ぉ、じゃないよ。キャ~ッ!フリ〇ンッ!って言って喜んでたじゃないか~」

「あっ!そうだったそうだったっ❗️アハハッ!」

〈フリ〇ン〉で思い出す家内であった。

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