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娘が運転免許を取ってから間もないころ、中古車でいいからどうしても自分のクルマが欲しいというのでクルマを見に行った。
すると展示場に行くや、娘は1台のクルマを指差してこう言った。
「お父さん、これがいい❗️私、自分で買う❗️」
見ればパール色の《日産ローレル2.5クラブSターボ》というクルマだった。割とリーズナブルな価格だ。
商談は即決した。
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やがて納車されたローレルに娘はゾッコンだったから、少々の年式の古さなんかは屁のカッパでマイカー生活を楽しんだ。
そして娘はこう言った。
「お父さんローレルめっちや速いんだよ❗️友達のリッターカーとか軽とか運転したけど全然走らないわ。あんなのクルマじゃないよ」
そりゃ当たり前である。最初のクルマが2.5リッターのターボ車なのだ。娘にとってはそれが「車」なのだ。幼児が和牛の味を覚えたようなもんじやないか!初めっからこんなクルマに乗ったひにゃ、こりゃ先々クルマを買い換える時には、GT―Rかポルシェじゃなきゃ嫌だって言い出すに決まってるぞ!絶対に!
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