板チョコを買おうと思った。
いつもはオーソドックスなものを買うのだが、その日に限って浮気心が湧いてきて、普段は見向きもしない、とても懐かしいチョコを買ったのだった。
それは僕が子供の頃からあった、フルーツやナッツなどの４種類のクリームが入ったチョコレートだ。
当然パッケージには何度かの変遷があったのだが、昔と変わりなく箱にはやっぱりフルーツやナッツの絵が描かれている。
《よ～しっ❗️ いっちょ12粒のチョコレートをごちゃ混ぜにして食べてなに味かを当ててやろう❗️》
いいオッサンが童心に返って食べ比べをしてみたのだが、アーモンド味はすぐに判別出来ても、それ以外の３種のフルーツはどれもがなにか同じような味がして、ハッキリと区別することが出来なかったのだ。
子供の頃には１粒１粒の味を楽しみながら食べていたのになぁ、と昔を思い出すのであった。
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