新ジャンル系ビールテイストのレギュラー缶のあとに、焼酎のロックを呑むのが僕の晩酌のパターンである。
ところが最近、焼酎のロックが喉にガツンときて、そんなに呑めなくなってきたのだ。
スナックのママに、気の効いたヨイショを言われながら酒を勧めてもらうようなことを、家内に期待するのはドダイ無理というものだ。
何の気なしに冷蔵庫を覗くと、スポーツドリンクの２リッターペットボトルがあるではないか。試しに焼酎をそれで割って呑んでみたら、アッサリしていて旨いのだ。そういえば家内もこうして飲んでいるなぁ。
家内に言った。
「おい、これで割ったら旨いんだなぁ、いくらでも呑めるわ」
「なかなかいいでしょ」
「焼酎が早く減るなぁ」
「減るの早くなるの？じゃぁロックにしてよ」
「ケチなこと言うなよ」
「・・身体を心配してるの！」
《なんで身体の心配が後からくるんだよ、説得力ゼロじゃないか❗️》
と、心の中で文句を言ってやった。
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