
小学校の古い木造校舎は2階建てだった。
ふと思い出した。
そう言えば、小学校の2階の廊下の端の壁の下には、4~50cm角の観音開きの扉があった。
なんの扉かというと、それは今でいう〈ダストシュート〉なのだ。
その木製の扉は、アメリカの西部劇に出てくる〈酒場〉の出入口の扉のように、前後に自由に開け閉め出来る構造だった。
そうそう、そうだったそうだった・・今の今までスッカリ忘れていたが、小学校では2階からゴミを捨てる時は、あの扉からゴミを落としていたんだった。
扉を開けて、頭を突っ込んで覗くと、エレベーターが通るような垂直の縦長の空間から、階下のゴミ部屋が見えるのだ。
身体が十分通るダスト穴だったので落ちたら大怪我は免れなかったであろうが、幸い、在学中に落ちたという話は聞かなかった。
大正か明治時代に建てられた校舎だろうが、なかなか小粋な設計であった。
当時の設計者に「天晴れ❗️」を贈りたいものである。
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