
長男は消防士をしている。
今は消防車の運転の仕事をしているが、以前は救急車に乗っていた時期もあった。
どんな職業にだって色々なことがあるのは当然であるが、ある日、救急車に乗っていた時の面白い話をしてくれたことがある。
「父さん、新人が救急に配属になって救急車の仕事をし始めたんだけどさぁ、ソイツ、凄い車酔いするヤツでねぇ」
「そんなんで救急車に乗って仕事になるんかぁ?・・」
「それがねぇ、出動要請があって現場に行って患者さんを乗せたわけ」
「ほう、それで?」
「で、受け入れ病院が見つかったんで病院に急いでたんだよ・・そしたらね、ソイツ、車に酔ってきてさぁ、どんどん酷くなっていって、蒼い顔して、ウッ❗️ウッ❗️ってなったわけよ・・」
「それじゃ仕事にならんだろう」
「んでねぇ、あんまりシンドそうにするソイツを見た患者さんが心配してね、大丈夫ですか?・・だって❗️」
「ハハハハッ❗️なんじゃそりゃ!本末転倒じゃないかっ!」
「そうそう」
結果、なんとか吐くことなく病院に着いたそうだ。
尚、名誉のために言っておくが、以後、彼は根性で〈車酔い〉を克服し、今では立派に仕事をこなしているそうである。
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