No.592【立行司の脇差】 Uncategorized X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2022.12.14 大関〈照ノ富士〉と前頭〈遠藤〉の取り組みがあった。立行司は〈照ノ富士〉に軍配を上げたのだが、勝負審判から物言いがついた。土俵際で両者が宙に舞うような大相撲だった。ビデオでは〈照ノ富士〉の方が先に落ちているように見える。しかし〈遠藤〉の片足も浮き上がって(体)が死んでいるようにも見えるのだ。協議の結果〈遠藤〉の(体)が残っていると判断されたのか、行事の差し違いで〈遠藤〉の勝ちとなった。・・・・・・・ところで、行司軍配の差し違いは非常に恥ずかしいことなんだということを聞いたことがあるのだが、そんなに大袈裟に考える程のことなのだろうか・・本当のところはどうなのか、チョッと調べてみた。・・・・・・・〈脇差〉と呼ばれる短刀を身に着けているのが、行司最高位の〈立行司〉だけであり、結びの一番を裁き、その扱いも横綱や協会幹部と同等だという。〈立行司〉には代々受け継がれている名前があり、〈木村庄之助〉と〈式守伊之助〉がそれにあたる。〈木村庄之助〉が番付で言う東に位置し、西の〈式守伊之助〉よりも地位が一つ上となる。携行する〈脇差〉は、差し違いをした時に切腹をする覚悟を示したものとされるが、江戸時代から現在までに切腹した例はない。・・・・・・・現在では差し違いをした場合は進退伺を提出することが慣例になっているようだが、どうやらこれも形骸化してしまったようである。(オラッ❗️どすこいスポーツより引用)
コメント