
買い物の帰り道、交差点でクラウンの霊柩車とスレ違った。
夫婦で霊柩車の話になった。
「霊柩車かぁ・・最近の霊柩車はステーションワゴン型のヤツが多いよな」
「そうだね、アタシが子供の頃は、神社みたいな屋根が付いた金ピカのヤツだったのにねぇ」
「そうそう、イカにもって感じだったよなぁ・・今じゃ見掛けなくなったけどな」
「そうだねぇ」
「ああいうクラウンの霊柩車なんか中古車で売ってんのかなぁ?見たことないけど」
「えぇ~❓️霊柩車の中古車ぁ~❓️」
「おぅ、さっきのクラウンなんかなかなかいいと思うけどなぁ・・荒っぽい使い方はしてないだろうし、5万円くらいの価格なら買うヤツいるんじゃないか?」
「いる訳ないでしょ❗️」
「変わり者が買わないかなぁ?格好はツーリングワゴンみたいだしさぁ。チョッと改造して後ろに棺桶替わりのベッドなんか作ったらキャンプも出来るぞ❗️」
「やめて❗️洒落んなんないよ❗️」
「クラウンだぞ❗️」
「ベンツでも要らないわ❗️第一中古でなんか売ってないでしょ」
「じゃあ中古はどうするんだよ?」
「外国に流すんじゃないの?」
「外国かぁ・・改造して売るっていう手もあるよなぁ」
「勿体ないもんねぇ」
「そうだよなぁ・・・ひょっとして、マルキシズムの唯物論者だったら霊魂なんか気にせずに乗ったりしてさぁ・・」
「マルキシズムってなに?」
「マルクス主義者のことだよ。神仏を否定する共産主義者だよ。肉体は物質だという考え方だな」
「アタシは霊魂肯定派だけどね」
「僕も唯物論は嫌いだな・・ま、ガチガチの唯物論者でも中古の霊柩車には乗れんだろうな。もしも中古の霊柩車に乗っている唯物論者がいたとしたら、少しだけ褒めてやってもいいかもな」
・・・・・・・
霊柩車の中古車のことが気になったので、家に帰ってチョッと調べてみた。
なんと❗️霊柩車は中古車情報サイトで普通に売っていたのである。
買う人がいるということなのだが、流石に買うのは同業者だろう・・・いやいや、それでも一般人の中には霊柩車に乗りたがる変り者が・・いる訳ないよなぁ・・
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