
家の〈風呂〉をリフォームすることにした。
住んでいる家は、40年以上も前に親父が建てたものなので、いずれはリフォームをしなければならないと考えていたのだが、家内がやいのやいのと急かすので、取り敢えずは〈風呂〉のリフォームから手をつけることになったのだ。
善は急げとばかりに、早速3社のリフォーム会社をピックアップして、それぞれに〈見積り〉をして貰った。
商談での家内はなかなかシビアで、細かいところまで矢継ぎ早に質問を飛ばす。
「〈エコ給湯〉と〈ガス〉はどちらが安くつくんですか?」
「ランニングコストを考えた時にはどちらが経済的なんですか?」
「この見積りに脱衣場の壁のリフォームも含まれているんですか?」
「洗濯機の位置は?」
などと、主婦の立場からの率直な質問を容赦なく浴びせ掛ける。
1ヶ月後、3社の〈最終見積書〉が出揃ったので、いよいよ業者を決なければならない。
「父さんどこに頼むのぉ?〈エコ給湯〉と〈ガス〉、どっちにするぅ?」
「S 子は〈ガス〉がいいんだろ?ガス代は〈エコ給湯〉の電気代よりチョッと高くつくけどリフォーム代が安いからな」
「やっぱり〈ガス〉にしようよ❗️」
「〈ガス〉となると〈A社〉が1番いいんじゃないか?感じが良かったし」
「そうだね❗️〈A社〉にしよ❗️」
「じゃあ、〈E社〉と〈N社〉に断りの電話しないといけないぞ・・S子よろしく~」
「えぇ~嫌よぉ~父さんしてよぉ」
「えぇ~S子は商談の時、業者にガンガン言ってたじゃないか」
「嫌よ~断るのはやっぱり家の主人の仕事だよ❗️」
・・・・・・・
暫くの攻防の後、結局、断りの電話は僕がすることになってしまったのだった・・トホホ
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