No.186【猫娘】

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家内は、日曜日の朝に放送される〈ゲゲゲの鬼太郎〉だけは必ず見る。特にアニメが好きだという訳でもないのだが、テレビの前に座って、それだけは欠かさずに絶対に見るのだ。

〈ゲゲゲの鬼太郎アニメ〉は初期から数えると6期目になるらしい。思うに〈サザエさん〉にしてもそうだが、他のアニメにしても、原作と比べると絵が大きく変化している。作画アニメーターなどによって絵が滑らかになってこなれた感じになっているものが多い。

〈ゲゲゲの鬼太郎〉の《猫娘》に至っては、もう完全な別人になってしまっている。時代の要求なのだろうか。

初期アニメから6期までの《猫娘》を比較すると徐々に変化しているのが分かるのだが、初期から一挙に6期に飛ばしてみると、全く別のものになっているのがよく分かる。

初期の《猫娘》の猫度が8割とすると、6期の《猫娘》の猫度は0%で、アイドルも顔負けみたいな超絶美少女になっているのだ。《鬼太郎》も相当にカッコよくなっているし、その他のキャラクターや、汚い《ねずみ男》までもが小綺麗になっている。

綺麗になるのはいいことなのかもしれないが、僕は初期作品のおどろおどろしい画風のほうが、断然好きなのである。

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