No.199【不細工な友達】

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小学校の時、僕がいた3年2組には、不細工な顔をしたY君という友達がいた。要するに、今で言うイケメンには程遠いということだ。

「Yくんは産まれた時、産婆さんに顔を踏まれたんじゃろ~っ!」

などと皆んなからかわれても、ケロッ!っとして笑っている。

からかってもそこには愛情があった。

だから〈引きこもり〉や〈不登校〉などというものは無かったのだ。

実に朗らかな時代だった。

(タイトル画は〈ひょっとこ〉です。Yくんとは関係ありません)

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